サッカー日本代表(FIFAランキング18位)が、W杯壮行試合となったアイスランド代表(同75位)戦に1-0で勝利した。後半42分にFW小川航基(NECナイメヘン)が決勝点を挙げた。
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“最強3バック”の誕生か。右から冨安、板倉、伊藤。前回大会を経験し、欧州トップクラブで活躍するDF3人が最終ラインに並び立った。前半14分、伊藤が吉田に代わってピッチへ。左センターバックで先発した板倉が中央にスライド。後半28分まで3人で安定感のある守備を見せ、無失点に抑えた。
ケガ明けの2人は順調な回復を示した。冨安は右ひざ負傷から約2年ぶりに代表復帰。不在中に3バックが定着したが「3枚だから守備的と思わない。フォーメーションに関係なく自分たちの意識を統一する」と難なく適応。腰痛で約2カ月戦列を離れた板倉も「求められるところで自分の力を発揮する」となじんだ。
この日の3人は23年9月9日の国際親善試合ドイツ戦でともに出場。後半から3バックを組み4-1勝利に貢献していた。昨年10月ブラジル戦では鈴木、谷口、渡辺のコンビで3-2で勝利しており、3バック2組を作れる計算が立った。
“新3バック”ならではの特色も現れた。ドイツ戦では中央は冨安だったが、この日は板倉が入った。森保監督からも「アヤックスでボランチで出ていて、チーム力を上げていける選手」と期待される。効果は随所に現れ、CBながらボランチとしても機能。MF田中と横並びでパス交換する場面もあり、ボール回しがスムーズに。守備では対人プレーに強い冨安、伊藤が左右を固めることで大きな穴を開けなかった。
高さ対策にも有効だ。板倉、伊藤は188センチ、冨安は187センチ。W杯メンバーのDF9人の中で身長が高い3人が並んだ。W杯でオランダの193センチDFファンダイク、スウェーデンの192センチFWイサクら高身長の選手と対戦するが、セットプレーに強い3人がそろった。日本の躍進に、新たな選択肢が加わった。【飯岡大暉】


