FIFAワールドカップ(W杯)史上最速の1試合でサブリ・ラムシ監督(54)を電撃解任したチュニジアのサッカー連盟が、日本と北中米大会1次リーグ第2戦(20日=日本時間21日)で対戦する代表の新監督に、前サウジアラビア代表監督でフランス出身のエルベ・ルナール氏(57)を招くことが16日、決まった。同国メディアや仏レキップ紙によると、連盟のナスリ会長が契約合意を明らかにした。

現在はフリーで、後任候補に急浮上。既に決戦の地メキシコ・モンテレイに向かっているとの情報も出ていたが、この日に到着し、夜の練習から合流するという。

◆エルベ・ルナール 1968年9月30日、フランス・エクスレバン生まれ。現役時代はDFとしてプレーし、U-17フランス代表に選出された経験を持つ。99年にフランスのドラギニャンで監督としてのキャリアを開始。その後はザンビア、コートジボワール、モロッコ、サウジアラビアなど各国代表を歴任。12年アフリカネイションズカップでザンビアを初優勝に導き、15年にはコートジボワールでも優勝。2カ国をアフリカ王者に導いた史上初の監督となった。18年W杯ロシア大会ではモロッコを率いて出場。22年W杯カタール大会ではサウジアラビアを率い、初戦で優勝したアルゼンチンを撃破する歴史的番狂わせを演じた。23年からフランス女子代表監督を務め、24年にサウジアラビア代表監督へ復帰し、26年4月に解任。過去のW杯では、俳優顔負けの容姿とトレードマークの白シャツで世界中で話題を集めていた。