【ヒューストン(米国)30日(日本時間7月1日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の戦いを終えた日本代表が、1-2で敗れたブラジル戦から一夜明け、取材に応じた。後半終了間際の失点に絡んだMF田中碧(27=リーズ)は「悔しいし、申し訳ない」と胸の内を明かした。

前日は後半33分から途中出場し、攻守に奮闘した。しかし後半アディショナルタイム5分。一度はボールを奪ったものの、パスが短くなって相手に奪い返され、FWマルチネリ(アーセナル)に決勝点を奪われた。失点のシーンについては「1回も映像を見ていない。自分がどうすればいいか詳細には言えないけど、クリアすれば良かった。誰のせいでもなく自分の責任」と振り返った。

試合後はピッチに仰向けに倒れ込み、ユニホームで顔を覆った。大粒の涙を流し、DF長友や板倉、MF久保らチームメートに加え、相手FWクニャからも慰められる姿があった。号泣しながら取材エリアを通過し、取材に応じずに会場をあとにしていた。「サッカーやる以上は自分で取り返さないといけない」と前を向いた。

前回22年カタール大会はスペイン戦でゴールを決め、決勝トーナメント進出に貢献。今大会は第2戦チュニジア戦、第3戦スウェーデン戦でフル出場。豊富な運動量で相手の攻撃の芽を摘み、MVP級の活躍を見せていた田中。「W杯で感じた悔しさはW杯でしか返せない。(映像は)見返さないと思います」。決意新たに次なる戦いへと向かう。

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