6月30日(日本時間7月1日)の夜に行われた北中米ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、メキシコがエクアドルに勝利した後、メキシコ市で複数の死者が出た。ロイター通信が報じた。
メキシコ市保健局によると、路上でのお祭り騒ぎの最中に4人が死亡。うち3人は窒息によるものだったという。
市内のメインストリートでは、ファンが集まって試合を観戦できるよう巨大スクリーンが設置されており、その周辺の異なる場所において、救急隊は意識不明となった3人の救護にあたったもようだ。
報道によると、19歳の女性と44歳の男性が、高度な蘇生措置を受けたものの窒息により死亡。また、48歳の女性も搬送先の病院で窒息により亡くなった。4人目となる30代の男性は、けいれんと消化管出血を起こして病院に搬送された後、心停止を起こして死亡した。
メキシコは6月30日の夜、アステカ・スタジアムでエクアドルに2-0で勝利し、16強に進出した。メキシコは前半に2得点をマーク。まず22分にフリアン・キニョネスが得点し、そのすぐ後にラウル・ヒメネスが追加点を奪った。
メキシコにとって40年ぶりとなる決勝トーナメントでのこの勝利により、5日にイングランドと戦うことが決定した。
勝利後、メキシコ市の路上やパセオ・デ・ラ・レフォルマ(メインストリート)の至る所でお祝い騒ぎが起こったが、その多くはすぐに手の付けられない状態へと発展した。
打ち上げられた花火によってパニックが引き起こされ、群衆の殺到も発生した。火曜日には約100万人が試合を観戦するために市内に集まっていた。
現在、調査が行われている。メキシコ市はすでに、W杯のメキシコ戦開催日における酒類の販売を禁止し、ファンが試合を観戦するためのスクリーンの数を増やし、いくつかの通りを封鎖して交通規制を敷いている。
クラウディア・シェインバウム大統領は1日、ロイター通信を通じて「人々は節度を持って祝う必要がある」と述べた。


