イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督(52)は、5日(日本時間6日)に行われる北中米ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント2回戦・メキシコ戦(アステカ・スタジアム)に向けて、イングランドが高地に順応することは「不可能」だと述べた。ESPNが報じた」。
イングランドは1日に米アトランタでコンゴに2-1で逆転勝利。ワールドカップ共同開催国メキシコとの対戦を決めた。
前半7分にブライアン・シペンガのシュートでコンゴが序盤に衝撃的なリードを奪ったが、残り15分でハリー・ケインが2ゴールをマーク。ブラジルのペレを抜いてW杯通算13ゴール(今大会での5点を含む)に到達した。
メキシコは、今大会の4試合中3試合を海抜約2240メートル(7220フィート)に位置するアステカ・スタジアムで戦っているが、イングランドはカンザスシティーを拠点として各会場へ移動している。
関係者がESPNに語ったところによると、イングランドは1日の遅くにカンザスに戻り、3日の午後にメキシコ市へ飛ぶ予定だという。
メキシコとの試合について、トゥヘル監督は「この試合(コンゴ戦)から戻ってきたばかりで、楽しもうとしているところだが、これはおそらく得られる限り最も美しく、最もエキサイティングな対戦カードの一つである」と語ったという。
さらに同監督は「アステカでメキシコと対戦するということで、我々には本当に多くの障害が待ち受けているだろう。高度が間違いなく大きな不利になることは言うまでもない。なぜなら、4日間で肉体的に適応することはできないからだ。それは単に不可能であり、さらに多くの障害が立ちはだかるかもしれない」とも話した。
エクアドルは、メキシコに0-2で敗れる前夜にメキシコ市のチームホテルの外で花火が打ち上げられた後、国際サッカー連盟(FIFA)に公式に苦情を申し立てた。
そのようなこともあり、トゥヘル監督は「移動がスムーズにいくか、睡眠がスムーズにとれるか、ホテルの外に騒音がないかは定かではない」と付け加えた。
それでも同監督は「これは非常に美しく、エキサイティングな対戦である。多くの障害があるだろうが、このチームは何があろうとも準備が整っている」と自信も見せている。
メキシコとイングランドの勝者は、準々決勝でブラジルまたはノルウェーと対戦する。


