サッカーFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会で決勝トーナメント初戦で敗れた日本代表の一部選手が2日、米ヒューストンから成田空港に帰国した。
MF田中碧(27)は神妙な面持ちで到着ロビーに姿を現した。出迎えた数百人のファンからはねぎらいの声があがり、「碧、ありがとう!」と叫びながら感謝を伝える人もいた。
田中は攻守で存在感を示しながら、決勝トーナメント初戦ブラジル戦の後半アディショナルタイムに一瞬の隙をつかれてボールをロスト。勝ち越し点献上につながるプレーとなり、試合後は大粒の涙を流した。当日は号泣のあまり、取材に応じずに会場をあとにしたが、翌日の取材対応では「自分のせいじゃない、と言ってもらえてうれしいわけではない。すごく自分に腹が立つ。責任を感じた」と謝罪を重ねた。
同便ではブラジル戦で先制弾を放ったMF佐野海舟(25)、今大会2得点のFW上田綺世(27)、1次リーグ初戦で左膝を痛めたMF久保建英(25)らが帰国。森保一監督(57)やDF長友佑都(39)らを乗せた別便は、今日午後に羽田空港に到着する。
日本は1次リーグF組を1勝2分けで2位通過(勝ち点5)したものの、前回大会までの倍となる32チームが進出した決勝トーナメント初戦でW杯最多5度優勝のブラジルに1-2で逆転負け。決勝T初勝利や初の8強進出がかなわず、32強敗退となった。


