サッカー日本代表の一部選手が2日、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会を終え、羽田空港に帰国した。FW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)も同便で帰国した。

ファン約700人、テレビカメラ約40台が見守る中で淡々とした冷静な表情で歩を進めた。

塩貝は決勝トーナメント1回戦のブラジル戦前、同国の印象について「ネイマール」と答え「昔は強かったけど、今はどうなんでしょうね」とコメント。本来はブラジル代表全体への印象を語った発言だったが、現地では「ネイマールをからかった」と受け取られ、「昔は強かった」という部分だけが独り歩きして拡散された。

29日(日本時間30日)のブラジル戦では1-2の敗戦直後、FWマテウス・クニャが塩貝へ向かって左胸の星5つを指さしながら「俺たちはW杯で5回優勝している」「リスペクト」と叫んだと現地メディアが報道。試合後にはDFガブリエウ・マガリャンイスも塩貝に歩み寄り、耳元で言葉を掛ける場面が話題となった。

ブラジル戦から一夜明け、米ヒューストンで取材に応じた塩貝は、「W杯の影響力は僕のインスタ見れば分かる」と苦笑い。自身のインスタグラムにはブラジル国旗やW杯優勝5回を示すトロフィーの絵文字などが大量に投稿され、コメント欄が“ブラジル一色”となるなど、発言の余波は試合後も続いていた。