昨季現役復帰したフィギュアスケート男子の高橋大輔(33=関大KFSC)が14日、今季の新プログラムを発表した。ショートプログラム(SP)は、歌手のビヨンセなどの振り付けを行ってきたシェリル・ムラカミ氏に依頼。14年ソチ五輪ウズベキスタン代表で男子シングル出場のミーシャ・ジー氏もプロジェクトに参加している。

曲は「ザ・フェニックス」で「新シーズンのショートプログラムは、ビヨンセなどの振り付けも行ってきたシェリル・ムラカミさんに依頼をしました。また、ミーシャ・ジーさんに本プロジェクトの参加をお願いし、アイデアあふれる振付とスケーティングの技術、初めてのコラボレーションプロジェクトとなりました。シェリル、ミーシャ、振付のアシスタントのユーコ・カイさんともに各々の違う観点からのすり合わせは大変だったと思いますが、素晴らしいプログラムとなり、アップテンポで息が切れそうですが、楽しみなナンバーになりました」とコメントした。

シェリル・ムラカミ氏は「ダイスケは優秀なアスリートであるだけでなく、とても特別な才能を持ったアーティストである事を身をもって感じました。彼は果敢で、自分を信じ、常識にとらわれていない…。信念を突き通し、新たな革命を起こし、さらなる成功をとげる存在です。自分の情熱を信じ続ける彼は、私の心を動かし、インスピレーションを与えてくれました。そしてアーティストとしてのあり方を再確認させられました。そんな彼の才能をとても尊敬しています。飛び立てダイスケ!」と期待のコメントを寄せた。

フリーは昨年に続き、ブノワ・リショー氏が振付を担当する「ペール・グリーン・ゴースツ」とした。