超新星・玉井陸斗(13=JSS宝塚)が、同選手権の史上最年少優勝を飾った。予選で456・90点をマークして全体のトップ通過。決勝でも498・50点を記録して初優勝した。自身が4月に12歳7カ月で初優勝した日本室内選手権の474・25点も上回った。

玉井は、日本一を決める同選手権に初出場。現在は中学1年生で、今月11日に13歳になったばかり。同選手権最年少優勝は、94年8月に男子高飛び込みで優勝した寺内健の13歳11カ月。五輪6大会出場が内定している“レジェンド”は、当時中学2年生だった。玉井の優勝は、13歳0カ月で、同選手権で男女通じて、最年少優勝となった。

◆玉井陸斗(たまい・りくと)2006年(平18)9月11日、兵庫県宝塚市生まれ。3歳の時にJSS宝塚で競泳を始める。小1の時に飛び込みに始めて、小5から寺内らとともに練習する。今年4月に宝塚市立高司中学校に入学した。好きな食べ物は牛タンの焼き肉。146センチ、39キロ。