競泳女子の大本里佳(22=イトマン)が15日、遠征先の欧州から帰国した。

約2週間の遠征ではW杯ブダペスト大会と同ベルリン大会に出場。

ベルリンでは200メートル個人メドレーで「鉄の女」ホッスー(ハンガリー)と対決。最後の50メートルで逆転されたが、150メートルまでリードした。

大本は「ホッスー選手を見えていなくて。最後の自由形で力の差があった。負けたのは悔しいけど、そこまで攻められたのはよかったと思う」と手応えをつかんだ様子。今夏世界選手権5位の22歳は、東京五輪に向けて実力を蓄える。

男子平泳ぎの渡辺一平(22=トヨタ自動車)も帰国した。遠征では100メートル、200メートルの平泳ぎに出場。「例年、この時期に平泳ぎに出ることはあまりないが、課題を確認できた。この冬は平泳ぎを中心にやっていきたい。レースの強度でこなしていきたい」と意欲的に話していた。