「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の長谷川涼香(20=東京ドーム)が、大量得点を呼び込んだ。

得意種目で前半からロケットスタート。前半の100メートルで、2位に約1秒差をつけた。仲間の大歓声を浴びながら、後続をぐんぐん引き離して、2分3秒12の1位でフィニッシュ。自身が持つ短水路日本記録2分2秒96にわずか0秒16差の好タイムをたたき出した。

ISLではエンターテインメント性を高めるために、一定のタイム差をつけて勝利するとボーナスポイントがもらえる「ジャックポット」というシステムを採用。長谷川は、タイム差で6位に6秒17、7位に7秒10、8位に7秒26と圧勝した。本来は1位は9点となっているが、ボーナスポイント10点を加えて合計19点を獲得して、チームに大きく貢献。清水咲子も2位に入って、この1レースでかえる軍団は26点をゲット。北島GMも右腕を大きく突き上げて、ガッツポーズを繰り出した。

ISLは世界各地の10チームが参加。競泳では珍しい団体戦を採用している。各レースの順位ごとに得点が設定されており、チーム総得点で競い合う。