明大が対抗戦9年ぶりとなる国立開催の「早明戦」で、2位を確定させた。

5勝1敗同士の対戦を5トライで制し、すでに全勝で優勝を決めていた帝京大に続いた。98度目となった伝統の「早明戦」を終え、通算成績は明大の41勝55敗2分けとなった。

明大は前半2分、CTB斉藤誉哉(4年=桐生第一)のトライで先制。同9分には連続攻撃から右サイドを突破したWTB石田吉平主将(4年=常翔学園)のトライで主導権を握った。前半を21-14で折り返した。

一進一退で迎えた7点リードの後半34分には、右ラックから途中出場のSO池戸将太郎(3年=東海大相模)が相手防御の合間を突破してダメ押しトライ。観衆からは大きな拍手が送られ、そのまま逃げ切った。