日本バレーボール協会(JVA)は22日、パリ五輪男子日本代表選手の選出対象となる24年度の登録メンバーに、身長204センチのミドルブロッカー鬼木錬(23=サントリーサンバーズ)を追加したと発表した。鬼木は日体大出身で、23年度にサントリーに加入。代表には初選出となる。

JVAは、4月9日に同代表登録メンバーから、アライン・デアルマス(23=サントリー)が外れると発表。キューバ・ハバナ出身のデアルマスは、今年2月に日本国籍を取得し、3月19日に初めて同登録メンバー入り。しかし、国際バレーボール連盟(FIVB)は、国籍変更選手の代表登録は変更から一定期間(新しい連盟への通知日から2年)を経ていなければ認めておらず、不承認となった。

デアルマスのポジションはアウトサイドヒッターだったが、今回、同じサントリー所属のミドルブロッカーの鬼木が登録メンバーに加わる形となった。