【北京=松本航】個人の中立選手(AIN)として五輪出場枠確保を目指すアデリア・ペトロシャン(18=ロシア)が、68・72点で首位に立った。2位のアナスタシア・グバノワ(ジョージア)とは0・64点差となった。

ペトロシャンはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は練習から披露せず、大技抜きの構成。ジャンプ3本全て着氷させたが、演技構成点は3項目中2項目が7点台(10点満点)と伸びなかった。

ロシア勢はウクライナ侵攻の影響で国際大会から除外されてきたが、厳格な検査をクリアした選手1人に限り、五輪予選への出場が認められている。残る5枠の出場枠を獲得した場合も、五輪団体戦にはエントリーができない。

◆ペトロシャンの演技詳細

〈1〉ダブルアクセル(2回転半) 4・15点(基礎点3・30点+出来栄え0・85点)

〈2〉3回転ルッツ 4・72点(基礎点5・90点-出来栄え点1・18点)※q判定(4分の1回転不足)

〈3〉跳んで上半身と片足を水平にするスピン 4・21点(基礎点3・20点+出来栄え1・01点)※レベルは最高の4

〈4〉3回転フリップ+3回転トーループ 11・59点(基礎点10・45点+出来栄え1・14点)※演技後半の実施で基礎点が1・1倍

〈5〉背中を反らすスピン 3・36点(基礎点2・70点+出来栄え0・66点)※レベルは最高の4

〈6〉ステップシークエンス 5・07点(基礎点3・90点+出来栄え1・17点)※レベルは最高の4

〈7〉足替えスピンの組み合わせ 3・99点(基礎点3・00点+出来栄え0・99点)※レベル3

◇技術点=37・09点

・振り付け=7・89点

・音楽の理解と表現=8・04点

・スケート技術=7・86点

◇演技構成点=31・63点(演技構成点は3項目に1・33をかけたものの合計点)

【合計=68・72点】