男子1500メートル(車いすT54)の鈴木朋樹(23=トヨタ自動車)は3分5秒26で決勝10選手中7位に終わった。

 2度目の世界選手権で初の決勝進出。リオの800メートル、マラソン王者フグ(スイス)ら世界トップクラスがそろったレースで上位には食い込めなかったが、「すごく楽しかった。いい経験、勉強をさせてもらいました」と笑顔でレースを振り返った。

 スタートから積極的に突っ込み、内側レーンで3、4番手をキープ。最終周に入ってもメダル圏内にいたが、最後のスプリントが及ばなかった。「もっと体力、走力をつけないと。それに経験も必要だと分かりました」。800メートルでも決勝進出、より上位を目指す。