日本ゴールボール協会は23日、東京パラリンピックの内定選手として女子の高橋利恵子(22=筑波大)、男子の信沢用秀(33=フコクしんらい生命保険)と佐野優人(19=順大)を発表した。

女子は今月中旬にカナダに遠征して同国代表などと対戦した結果、男子は22日まで4日間、都内で行った選考合宿の内容などを参考に選出された。

ゴールボールは視覚障がいのある選手が光をさえぎるゴーグルを着け、1チーム3人で鈴の入ったボールを投げ合い、防ぎ合って得点を争うパラリンピック独自の競技。東京大会には開催国枠で出場が決まっており、女子は5大会連続で12年ロンドン大会以来の金メダルを目指す。男子は初出場。これでともに6人の代表が出そろった。

これまで発表された内定選手は以下の通り。

<女子>欠端瑛子(27=セガサミーホールディングス)若杉遥(24=ALSOK)天摩由貴(29=マイテック)浦田理恵(42=総合メディカル)小宮正江(44=アソウ・ヒューマニーセンター)

<男子>田口侑治(298=リーフラス)山口凌河(23=関彰商事)金子和也(20=特別支援学校塙保己一学園)宮食行次(25=サイバーエージェントウィル)