男子49キロ級で西崎哲男(43=乃村工芸社)は、自らが保持する日本記録に並ぶ138キロを挙げて2位に入った。三浦浩(56=東京ビッグサイト)は131キロで4位だった。

今大会は東京パラリンピック出場資格を争う世界ランキング対象大会。前回リオ大会54キロ級代表の西崎は階級を下げて2大会連続の代表を狙うが、出場圏の8位以内に浮上できなかった。3大会連続の代表を目指す三浦もランキングを上げられなかった。

男子54キロ級の市川満典(46=コロンビアスポーツウェアジャパン)は138キロで3位。女子では50キロ級で中嶋明子(45)が55キロで4位、55キロ級で山本恵理(37=日本財団パラリンピックサポートセンター)が60キロで4位だった。

◆パラ・パワーリフティング 下肢障がい、低身長の選手が対象で、台上にあおむけになった状態でバーベルを押し上げて重量を競うベンチプレス競技。東京パラでは男女各10階級が行われる。出場標準記録突破、国際パラリンピック委員会指定の国際大会出場、出場資格を争う世界ランキング8位以内の条件を満たした男女160人に加え、推薦選手20人の計180人が出場予定。