谷真海(39=サントリー)が、4回目のパラリンピック出場に前進した。女子PTS4(運動機能障害)で2位に入り、東京大会出場を争うPTS5との統合順位でも5位。「想定していた通りのレース。ギリギリだけれど、結果はよかった」と振り返った。

陸上走り幅跳びでパラリンピックに3回出場。17年に本格転向したが、PTS4は競技人数が少ないことなどを理由に東京大会での実施が見送られた。より障害が軽度なPTS5の選手と出場権を争うことになったが「何とか戦えるようになった」と話した。

大会前のパラリンピックランキングは出場(9位以内)圏内の8位。今後もポイント付与大会は続くため「ランキングを見ながら、出場するレースを決めていきたい」。東京大会への争いは7月まで続く。

PTS2(運動機能障害)秦由加子(40=キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・稲毛インター)は2位、PTV1(視覚障害)の円尾敦子(47=日本オラクル・グンゼスポーツ)は3位、PTWC(車いす)の土田和歌子(46=八千代工業)は7位だった。