近畿大学は27日、16年リオデジャネイロ・パラリンピックの競泳女子日本代表の一ノ瀬メイ(24=近大職員)が、10月末で現役を引退することを発表した。

京都市出身。先天性の右前腕欠損症の一ノ瀬は、1歳半から水泳をはじめ、10年に史上最年少13歳でアジア大会に出場。50メートル自由形(運動機能障害=S9)で銀メダルを獲得した。

リオ五輪では8種目に出場。現在、7種目で日本記録を保持している。

29日に引退会見を行う。