体操女子でリオデジャネイロ五輪の日本代表監督を務める予定だった日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(68)が心臓疾患のため選手団を外れることが3日、関係者の話で分かった。1月に不整脈の手術を受けたため、体調を優先させるという。

 8日の常務理事会で報告される見通し。

 塚原女子強化本部長は日本が団体総合8位に入った2012年ロンドン五輪後に一度は退任したが、15年に復職。昨秋の世界選手権の団体総合で日本を3大会連続の五輪出場に導いた。