守備ラインに入ったOAのDF藤春広輝(27=G大阪)とDF塩谷司(27=広島)は期待に応えられなかった。

 サイドバックの藤春は前半6分、エゼキエルにあっさりとかわされ先制のきっかけを与えた。

 センターバックの塩谷も長身のS・ウマルには手玉に取られ、PKを与えるなど安定感を欠いた。

 若いチームを引っ張るはずが、ともに国際経験の乏しさを露呈。

 藤春は「足が伸びてくる選手が多く、予想以上にパスで引っかかった。身体能力が高くドリブルで持っていかれた」とこぼし、塩谷も「僕の与えたPKが一番痛かった」と反省した。