男子1次リーグA組で既に準々決勝進出を決めている日本は、16年リオデジャネイロ大会4位のトルコを67-55で破り、通算4勝1敗の2位で決勝トーナメントに進むことになった。

終盤まで一進一退の攻防が続く中で、4大会連続出場のベテラン香西がチームに流れを呼び込んだ。得意の外角シュートを決めるなど、前半から得点源としてチームをけん引。4点リードで迎えた最終クオーター残り約3分の大事な局面では、冷静な読みで相手ボールを奪い取り、ダメ押し点につなげた。

両チーム最多22得点をマークした香西だが、「守備がすごく機能した良い試合だった」。自らの得点よりも、チーム全員で守り抜いた組織力に胸を張った。準々決勝は9月1日に行われる。「決勝トーナメントだからといって何か変えるのではなく、今まで自分たちがやってきたことを思い切り出したい」と誓った。