【宇都宮ブレックス〈15〉】高島紳司インタビュー(下)日本代表そして気になる選手

ブレックス2年目の高島紳司選手(23)はチームにとって、もはや欠かせない存在になっています。いま勢いのある高島選手に、気になる存在や日本代表などについて伺いました。インタビュー2回目です。(インタビューは11月24日に行いました)

バスケットボール

◆高島紳司(たかしま・しんじ) 2000年(平12)10月13日生まれ、大阪府出身。北陸高校から大東文化大に進学。大阪エヴェッサで2年、宇都宮ブレックスで1年、特別指定選手としてプレーし、今季に至る。191センチ、88キロ。ポジションはシューティングガード(SG)。

「同期とか年齢の近い人には自然に目が行きます」

――村岸選手、四家選手ら同年代の若手の存在は刺激になっていますか

高島 同じチームなので、ライバルと思っているとか、数字が気になるとか、そういうのはありません。

――ほかのチームでは?

高島 ほかのチームのスタッツを見ることはあります。もちろんチームの勝ち負けが中心になるんですけど、そのなかに同期とか、年齢の近い人がいると、どうしても彼らの数字を見てしまうというのはあります。結構、自然にそっちに目がいっちゃいますね。

――具体的に誰ですか

高島 同じ大学だった広島の中村拓人選手とか、横浜BCの松崎裕樹選手、仙台の渡辺翔太選手、千葉Jの金近廉選手。年齢はみんな同じではないですけど同年代だし、どんなスタッツなのかなあと気になったりはしてます。意識しているとか、彼らに負けたくないと思っているわけではないですけど、自然に、ちらっと見たくなります。

――それはどうしてなんでしょうか

高島 同年代でこれだけやってるんだなあ、という感じで。

レバンガ北海道時代の中村拓人選手(左)と福岡第一高校時代の松崎裕樹選手(右)

レバンガ北海道時代の中村拓人選手(左)と福岡第一高校時代の松崎裕樹選手(右)

仙台の渡辺翔太選手(左)と千葉Jの金近廉選手(右)

仙台の渡辺翔太選手(左)と千葉Jの金近廉選手(右)

――自分の現在地を確かめるような感じですか

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。