150秒にかける青春〈19〉ジュニア1あつぎ、ジュニア2箕面自由学園中が世界一

世界選手権大会ジュニアは、11月23日に高崎アリーナで開催された。チアリーディング・ジュニア1(7~12歳)は日本A(あつぎチアリーディングチーム)が、ジュニア2(12~15歳)は日本A(箕面自由学園中学)が優勝。日本勢が完成度の高さと、強さを見せつけた。たくさんの写真とともに大会を振り返る。(敬称略)

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〈チア世界選手権大会ジュニア・特別編〉

Jr.1を制したあつぎチアリーディングチーム

ジュニア1を制した日本A(あつぎチアリーディングチーム)のメンバー(チーム提供)

ジュニア1を制した日本A(あつぎチアリーディングチーム)のメンバー(チーム提供)

Jr.2は箕面V、伊豆の国準V、広尾学園3位

箕面自由学園中、ジャパンカップに続く2冠!

ジュニア2に日本Aとして出場した箕面自由学園中学「Jr.BEARS」は、8月のジャパンカップに続く優勝だった。

日本Cとして準優勝した伊豆の国チアリーディングチームとは0・5点差、日本Bで3位の広尾学園中学とは1点差だった。

11月から箕面学園中で主将を任される2年の保田愛苺(めい)は笑顔でこう話した。

「初めてのキャプテンで、不安がいっぱいありました。

みんなで楽しもうという気持ちで2分半、16人の気持ちを1つにすることができました。

1つ失敗があったんですけれど、心から楽しんで演技ができました」

2つのポジションをこなす“二刀流”でつかんだ栄冠だった。

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編集委員

益子浩一Koichi Mashiko

Ibaraki

茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。