33期の大型新人、黒川京介(20=川口)が3度目の優勝を飾った。0Hの外から快スタートで先行すると、上がり3秒358の好タイムで逃げ切った。

初日こそ2着も、2日目から3連勝で準パーフェクトV。黒川が「緊張しまくってたが、スタートはばっちり切れた。直線の伸びなどエンジン良かった」と言えば、師匠の中野憲も「(優勝は)半々と思ってたが、きっちり優勝してくるところが勝負強い」と弟子を褒めた。1級車に乗り替わり初戦で、高橋貢、木村武ら並み居る強豪を相手に値千金の優勝。

次節は10日開幕の伊勢崎G1シルクカップに参戦。「逃げ切るならもっといいタイムが出るように頑張りたい」と前を向いた。