青山周平(34=伊勢崎)がトップスタートから10周回を逃げて押し切り、大会連覇、SGは通算5回目の制覇を飾った。2着には追い上げた早川清太郎、3着は1番人気の鈴木圭一郎が入った。昨年大会優勝戦の1~3着がそのまま同じ着順で入った。

SG完全制覇は初。その要因は1周回1~2コーナーだった。(鈴木に)まくられるかと思った。必死に抵抗したら何とか回れました」。そこをクリアすると、今度は小さめのコースを回って、今度は外から内に照準を絞ってきた鈴木(3着)、荒尾(4着)、早川(2着)の追撃を退けた。

「跳ねはなかったですね。1~2周回目は競ったけど、そこから後半はペースが落ちなかった」とペース配分は絶妙。クレバーな青山らしい走りを見せた。

次のSGは川口での全日本選抜(10月10~14日)。史上6人目となるグランドスラムを狙う。