ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2022年のJリーグは18日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。

今年38歳の京都サンガFWピーター・ウタカが、東京時代の2017年以来、5年ぶりにJ1のピッチに立つ。J1通算86試合36得点。節目の50得点にあと14点。衰え知らずの元ナイジェリア代表FWとっては不可能な数字ではなく、38歳でJ1通算50得点到達となれば、清水の元ノルウェー代表FWヨンセンがマークした36歳4カ月15日の最年長到達記録を大幅に更新することになる。

2019年はJ2甲府で20ゴール、J2京都に移籍した20年は22ゴールでJ2得点王、昨季も21ゴール、10アシストと驚異的な数字を残し、チーム12年ぶりとなるJ1昇格の原動力となった。J2史上初の3年連続20ゴール以上で、J2通算138試合69得点。J1でも50得点到達なら、史上8人目のJ1、J2各50得点以上となる。

広島時代の2016年には19ゴールを挙げてJ1得点王を獲得。ゴールを挙げるには文字通り、味方のアシストも必要だが、チームはJ1で実績のあるFW豊川雄太、FWマルティノスらを補強した。異なる2チームでJ1得点王となれば史上初。個の能力が際立つストライカーに、快挙達成の期待が高まる。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)


〈J1、J2通算50得点以上〉

(J1、J2)通算得点

佐藤寿人(161、59)220得点

ジュニーニョ(116、65)181得点

大黒将志(69、108)177得点

豊田陽平(98、56)154得点

バレー(56、71)127得点

エメルソン(71、50)121得点

大前元紀(50、59)109得点


〈J1通算50得点の最年長到達〉

1位 ヨンセン(清水)36歳4カ月15日 10年

2位 中村憲剛(川崎F)35歳4カ月12日 16年

3位 ディアス(横浜M)35歳2カ月11日 94年

4位 ストイコビッチ(名古屋)35歳2カ月3日 00年

5位 中村俊輔(横浜M)34歳8カ月13日 13年