22年W杯カタール大会アジア最終予選で24日に日本と対戦するオーストラリア代表は、国内リーグで活躍する選手を10人招集している。

埼玉で行われた昨年10月の対戦では2人だけだった国内組が、今回はホームということもあって前回の5倍。海外で活躍する多くの主力を欠く状況だが、連盟発表のFW登録8人のうち6人が国内組。自国リーグで結果を残すアタッカー陣は長距離移動もなく、体調万全で大一番に臨むことになりそうだ。

オーストラリアにとっては勝利のみが求められる一戦。日本は国内組の主力であるFW大迫勇也(神戸)とDF酒井宏樹(浦和)が不参加になったが、オーストラリアは国内組に限れば好調を維持し、同国1部リーグの今季得点ランキングで6ゴール以上の上位6人中4人が今回の代表メンバーに名を連ねている。いずれも昨年10月の前回対戦では来日しなかった選手だ。

特に国内リーグで首位を快走するメルボルン・シティーのエースFWマクラーレン(28)は要警戒。19-20年から2シーズン連続の得点王で、今季も得点ランキング首位に立つ。W杯予選でも2試合連続ゴール中。29日の敵地でのサウジアラビア戦は自身の結婚式で代表を離れるというが、24日のホームでの日本戦は出場可能となっている。

そのライバルチームのメルボルン・ビクトリーでは新戦力が台頭。15日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ神戸戦で2得点を挙げた東京五輪代表FWダゴスティノ(24)は今季リーグ戦7得点と勢いがある。追加招集されたFWフォラミ(22)もテクニックがあり、神戸戦ではGKが防ぎようのない見事なゴールを決めた。

日本とオーストラリアの代表はともに海外でプレーする選手が多く、長距離移動の影響が心配されるが、オーストラリアの国内組はホーム開催で当然ながらコンディションを維持しやすい。ウルグアイの世代別代表経験があり、オーストラリアA代表初選出となったパースの34歳FWフォルナロリは「ようやく夢が現実になった。このような時を待っていた。間違いなく自分のキャリアの中で1番の瞬間になるだろう」と意気込んでいる。


〈オーストラリア1部リーグ得点ランク〉★は現代表

12点★マクラーレン(メルボルン・シティー)オーストラリア

9点 ミケルタゼ(ニューカッスル・ジェッツ)ジョージア

7点★ダゴスティノ(メルボルン・ビクトリー)オーストラリア

7点★フォルナロリ(パース)オーストラリア

7点※グッドウィン(アデレード・ユナイテッド)オーストラリア

6点★レッキー(メルボルン・シティー)オーストラリア

※グッドウィンは代表メンバー入りも新型コロナウイルス感染者との濃厚接触で不参加