J2アルビレックス新潟のサポーターは4年連続で「J2優勝」を達成した。

今季のホームゲーム21試合の総入場者数はJ2最多の22万8452人で、1試合平均は1万879人。J2平均の3910人を大きく上回り、22チームで唯一、平均1万人の大台を超えた。新型コロナウイルスの影響で入場者数制限があり、お決まりの大音量チャントを本拠地のビッグスワンに響かせることができない中でも、サポーターは温かい拍手で選手を支えた。

今季のJ2入場者数の最多は5月30日の新潟-琉球戦(デンカS)で1万4759人。J2入場者数のトップ10は全て新潟絡みの試合だった。そのうち9試合が新潟のホームで、7月3日に行われた磐田-新潟戦(エコパ)は今季2番目に多い1万3652人が集まり、アウェーでも新潟サポーターの力強さを示した。

ただ、その10試合でチームは2勝3分け5敗と負け越し。ホーム最終戦となった5日の町田戦も10番目に多い1万1955人が入ったものの、今季チーム最少のシュート3本で0-2の完封負け。サポーターの期待に応えることはできなかった。【石川秀和】

試合終了後のセレモニーで退任のあいさつをするアルベルト監督
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試合後の引退セレモニーで涙を流す田中
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