J2アルビレックス新潟にとっては価値ある勝ち点1かもしれない。26日のアウェー大宮アルディージャ戦で、MF本間至恩(21)がリーグ戦で初めて1試合2アシストをマークし、0-2から追い付いた。昨季終盤戦をけがで欠場した背番号10は昨年9月以来のフル出場。後半23分に力強いドリブル突破からMF高木の右足でのゴールをお膳立てすると、その3分後には左からのクロスでMFイッペイ・シノヅカのヘディングでのゴールをアシストした。
2点目のプレーはこれまで見られなかった形だった。リーグ戦でのアシストは15度目だが、昨季まではグラウンダーでのラストパスが多く、味方の頭でのゴールを演出したのは19年11月の長崎戦以来、3季ぶり2度目。前回は右CKをDF大武に合わせたもので、流れの中から味方の頭での得点をアシストしたのは今回が初めてとなった。
通算15アシストは全て利き足の右足でのパス。逆の左足でも正確なクロスを送れるようになれば、さらにプレーの幅が広がることになる。本人も意識的にチャレンジしているという。伸びしろ十分のアタッカーの活躍でチームは勝ち点1を獲得。新潟の「至宝」の力強く、多彩なプレーの連続に、さらなる飛躍の期待が高まった。【石川秀和】






