J2アルビレックス新潟は「クリーンファイト」で打ち合いを制した。

東京ヴェルディに今季6度目の無警告試合で4-3と競り勝った。ファウル数(相手の直接FK数)は今季チーム最少の5回。3点をリードした前半に限れば1回だけだった。

その1回も同24分にMF松田が敵陣右サイドを突破した際に勢い余ったもの。ボールを保持し続けたことで自陣での守備機会はほとんどなかった。前半の内容の良さを象徴するようなデータだ。

だが、後半はその勢いを継続できず、同20分までに3失点。気のゆるみもあったのだろうが、松橋監督は「後半の立ち上がりのところで相手の良さを引き出してしまった。それを食い止めることが1つもできなかった」と話した。

今季のJ2では、前節まで首位に立っていた横浜FCも1日のザスパクサツ群馬戦で前半3点のリードを守りきれずに3-3で引き分けていた。一方、この日の新潟は3-3と追い付かれてから選手交代などで徐々に流れを引き戻し、後半43分に途中出場のFW矢村が決勝ゴール。8戦負けなしとした新潟が、その後2連敗を喫した横浜FCを抜いて今季初めて首位に浮上した。【石川秀和】