残り10試合。最下位の新潟はJ1残留が厳しい状況に追い込まれている。8月31日、アウェーで浦和に0-1で敗れて9戦勝ちなしとなり、通算4勝8分け16敗で勝ち点20。残留圏とは勝ち点5差。新型コロナウイルスに感染した入江徹監督に代わって指揮した吉本岳史ヘッドコーチは「我々は最後の最後まで諦めていないし、チャンスはあると思っている。10試合しかないとは考えていない」と必死に前を向いた。

既に優勝の可能性だけでなく、上位5チームに入ることもできない。20チームで争われた昨季の残り10試合時点で最下位だった札幌はそのままJ2に降格したが、その時の戦績は5勝7分け16敗の勝ち点22。同20の今季の新潟がいかに厳しい状況にあるかが分かる。ちなみに昨季同時期に残留圏と勝ち点1差だった18位磐田(同28)、5差だった19位鳥栖(同24)もそのまま降格した。

代表チームの活動による中断後の次戦は、13日に現在13位の清水とホームで対戦。今季の1巡目の対戦は0-2で敗れたが、通算の対戦成績は12勝6分け9敗と白星が先行している。続く20日は残留を争う19位横浜FCとの直接対決。こちらも3勝1分け1敗と勝ち越し。ここでの2連勝に加え、23日にホームで行われる16位名古屋戦も勝たなければ、J1残留は見えてこない。【石川秀和】

吉本岳史ヘッドコーチ
吉本岳史ヘッドコーチ