最下位のアルビレックス新潟は13日、ホームで清水に0-1で敗れた。
3連敗で10戦勝ちなし。それでも入場者数は2万4557人で、優勝を争う鹿島のホーム戦の2万3121人を上回っていた。新潟サポーターは最後まで声援を送り、選手もゴールを目指して攻め続けたが、勝ち点を手にすることはできなかった。
後半開始から4分間。「アイシテルニイガタ」とお決まりの大音量チャントが本拠地のビッグスワンに響き渡った。チームはそこから徐々にリズムをつかみ、後半11分には鮮やかな攻撃を見せた。GK田代を含めて後方から攻撃を組み立て、相手のプレスを見事に回避。センターライン付近でMF長谷川がフリーでパスを受けると、そこから一気にスピードアップし、最後はDF堀米のクロスにFWブーダが飛び込んだ。
待望の来日初ゴールはならなかったが、こうしたプレス回避からの見事な「疑似カウンター」はいつ以来だろうか。同点、勝ち越しへの期待が高まった。だが、最後まで追い付くことはできず、J1残留圏の17位とは勝ち点5差のままで残り9試合となった。
今季のホーム1試合平均入場者数はリーグ8位の2万3023人。18年から昨年まで延べ14チームがJ2に降格したが、いずれも平均入場者数は2万未満のチームだった。平均2万人以上のクラブの降格は2万2034人だった17年の新潟までさかのぼることになるのだが…。
次戦は20日に残留を争う19位横浜FCとアウェーで直接対決。新潟が敵地に乗り込んだ試合で入場者数が1万を下回ったことは今季まだない。逆転残留へ。新潟から遠征するであろう多くのサポーターにまずはここで勝ち点3を届けたい。【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)




