<高校サッカー:四日市中央工1-1(6PK5)履正社>◇5日◇準々決勝◇浦和駒場

 履正社は1-0の後半ロスタイム、GK安川がFKをキャッチできず、こぼれ球を決められてPK戦に持ち込まれた。

 2年生の守護神はPK戦で2本を止めたが「最後のワンプレーで硬くなった。自分のミスで負けてしまったので悔いしか残っていない」と涙に暮れた。

 3年生が少なく、この日も6人の1年生が出場。初出場の若いチームをベスト8に導いた四日市中央工OBの平野監督は「わが四中工だから、そんな簡単には勝たせてくれない。僕自身も選手として国立に行けなかったので、子どもたちと一緒に行きたかった」と悔しさをかみしめた。