<高校サッカー:日章学園0-0(7PK6)東福岡>◇3日◇3回戦◇浦和駒場

 東福岡は無失点のまま敗退した。守備陣が粘り強く日章学園(宮崎)の攻撃陣をはね返したが、相手を攻略できずPK戦の末、敗れた。森重監督は「これが選手権。(4大会ぶりの出場で)3年生もこの緊張感は初めて。後輩に経験させてくれたことに感謝したい」とねぎらった。「DFははじき返したが、攻撃への切り替えで課題は残った」と伸びしろに期待した。

 U-18日本代表候補のFW木戸皓貴(3年)は初戦で2得点、2回戦で1得点と気を吐いたがこの日は封じられた。「悔しいけど3年間やって悔いはない。日本一を目指してやってきて、成長させてもらった」と淡々と話した。卒業後は明大に進学しレベルアップを目指す。「将来はプロで活躍して海外にも行きたい」と上を見据えた。