サッカー日本代表が21日、千葉県内で30日の国際親善試合ガーナ戦(日産ス)とワールドカップ・ロシア大会へ向けた国内合宿をスタートした。

 ドイツ2部で優勝して乗り込んだFW宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)は「充実したシーズンを終えたというメンタリティーの部分はしっかりチームに落とし込めるようにしたいし、勢いもチームに還元できるようにと思っています。僕自身、心身ともにいい状態なので、それを継続することと、どれだけいいコンディションと爆発的なギアで行けるか。伸びしろもある合宿期間にしたい」と話した。

 西野朗監督はG大阪時代の09年に、自らを抜てきしてプロのキャリアをスタートさせてくれた監督だった。

 「めぐり合わせというか、縁を感じる部分はあります」と言い、当時の印象として「貫禄というか、監督としてのオーラがある。しっかり見て、監督が使った若い選手が結果を出していくのを僕自身も目の当たりにしていた。僕自身もそういう使い方をしてもらって、プロとして最初にキャリアをスタートすることができた。また、締めるところはピリッとさせるだけじゃなくて、たまに見せるちょっと天然なところとか。楽しいですよ」と明かした。