日本代表の森保一監督(50)が19日、国際親善試合キリンチャレンジ杯キルギス戦(20日、豊田スタジアム)を控えた公式会見に出席し、16日のベネズエラ戦から大幅にメンバーを入れ替えることを明言した。

ベネズエラ戦では売り出し中のMF南野拓実、堂安律、中島翔哉の“三銃士”が先発するなど、10月のウルグアイ戦からメンバーにほとんど手を加えずに臨んだ。森保監督は繰り返し話してきたとおり、キルギス戦では大きくメンバーを変更する。この日も「大幅にメンバーを替えて臨みたい。より多くの選手にプレーしてもらって見たい」と、2試合で招集したほぼ全員にプレー機会を与える考えだ。

ベネズエラ戦の後には、攻撃面で“三銃士”に加えてもう1セットの攻撃パターンが作れるくらいのチーム強化が必要だとの見方も口にした森保監督。「チームとして2つぶん、それ以上の選手層を持って今後戦えるようにと思っている。9月からより長い時間、一緒にプレーしている選手もいるけど、誰とでもコンビを合わせて連係、連動できるように、より多くの選手に絡んでもらいたい」と、攻撃にとどまらない選手層アップをテーマに掲げる。

森保ジャパン初の国際大会となる1月のアジア杯までに用意された実戦の機会はこれが最後。ぎりぎりまで多くの選手のテストを続ける。