なでしこジャパンはFIFAランク1位の米国と初戦を戦い、2-2で引き分けた。高倉麻子監督の主な一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って
高倉監督 結果的に引き分けで終わったが、勝ちで終わりたかった。なんとなく押し込まれる時間帯が長く、競り合いのところで負けてしまったので、その失点はもったいなかった。シンプルに自分たちのスピードのところや1対1の競り合い、そこは改善できると思います。
-5人の新戦力を使った
高倉監督 みんなこういう舞台ですけど、楽しんでやってくれましたし、まだまだできることもあったと思うので、また23人全員で戦いたい。やはりこの大会に来たからには優勝を狙っているので、勝つことが目標です。次もタイプの違う相手で、勝ちきりたいと思います。
1点目を決めたMF中島依美の一問一答は以下の通り
-試合を振り返って
中島 入りが少し悪かったなというのと、自分たちの距離感も悪かったので、そこは修正しないといけないなと思います。サイドハーフはちょっとボランチの間に落ちるというか、そこのスペースをうまく使おうという風には(話していた)。
-得点シーンは
中島 横山選手にボールをダイレクトで上げようと思っていたんですけど、私のところにこぼれてきて、それが入ってよかったなと思います。課題を修正してブラジル戦にむかいたいなと思います。
2点目を決めたFW籾木結花の一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って
籾木 W杯にむけて今日の試合はすごく貴重な時間でした。その中で米国と引き分けることができたのは収穫かなと思いますし、勝ちきれなかったところは課題かなと思います。
-途中出場で狙っていた部分は
籾木 相手が4-3-3で、中盤のスペースが空いてくるのはわかっていたし、右サイドの(清水)梨紗、左サイドの(長谷川)唯と共有しながら、ボールを日本のペースにもっていけるようにという狙いがありました。
-得点シーンについて
籾木 少し自分が遅れ気味かなと思っていたんですけど、1対1を作ったほうが相手も嫌ですし、唯も選択肢が増えた方がいいと思って、信じて走りました。この遠征に来て23人全員で戦うことが必要ですし、勝ちきれなかったので、次も勝てるように頑張りたい。