東アジアE-1選手権に臨んでいるなでしこジャパンのFW千葉玲海菜(れみな、23=ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)が21日、台湾戦(22日、カシマスタジアム)を前にオンライン取材に応じた。

筑波大卒1年目。4月になでしこジャパンの代表候補合宿に追加招集された。6月の欧州遠征メンバーにも招集され、6月24日のセルビア戦で途中出場し、ピッチに入ってわずか3分で代表初得点。今大会の初戦の韓国戦は途中出場したが得点はなかっただけに「国内で日本の方々に見てもらえる大会。得点はすごくうれしく思う。得点はしたいです。サポーターにも得点という形で恩返ししたい」と意欲を見せた。

1年後に迫った女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会も現実味を帯びてきた。「世界の強豪国が集まるサッカーで一番の大会だと思っている」とあこがれを口にし「あと1年しかない。時間はないけど、代表活動でどれだけ自分の良さを出せるかが勝負だと思っている」と話す。千葉の武器は、スピードとスプリント力。スプリントは大学時代に身に付け、所属チームでもスプリント回数は際立っている。

同じ99年生まれのFW植木は既に代表に定着している。同じ年の植木と前線でコンビを組む可能性もあり「もし、2トップが組めたら、お互いよく分かっている分、いい連係をして得点を取れたら」と話した。