インターネットテレビ局「ABEMA」のW杯プロジェクト・ゼネラルマネジャー(GM)を務める本田圭佑(36)が、日本代表に強気なエールを送った。

13日に東京・港区の「六本木ヒルズアリーナ」でワールドカップ(W杯)開幕前イベントが行われ、元日本代表の内田篤人氏、大久保嘉人氏らが出席。海外にいる本田はVTRで出演した。

日本代表のW杯での成績予想の話題になると、歯に衣(きぬ)着せぬコメント。「予選突破(1次リーグ)は日本国民は無理だと思ってるので、やったら大盛り上がりでしょうね。期待されてない感がものすごいので、選手は見とけよって思いだと思うんです。なんとかいい意味で裏切ってほしい」。本田らしい言い回しで、日本の活躍を期待した。

注目する選手には「1人でやるわけじゃないので、全員が注目されるべき」としながらも「計算できないかつ化ける選手が何人かいて、活躍したらもしかしたらW杯予選突破もありえる」と3人の名前を挙げた。

「三笘さん、堂安さん、タケ(久保建英)。このへんですかね。中盤以下は結構計算ができるので、そこが崩れたら一気に終わるけど、多分大丈夫かなと思ってます」。

MF堂安とは6月の日本の国際親善試合終了後に、本田のツイッターの「なあ。サッカーやるなら上目指せよ」投稿に、堂安が「日本代表のことでしょうか?」となどと返信し、やりとりしたこともあった。新天地フライブルクへ移籍した堂安らの“大化け”に、期待を寄せているようだ。

ABEMAでの自身の役割については、自分らしさを貫くことを強調。「他の解説者とか実況の人のまねをする気はさらさらない。できるだけ等身大で思うことを話していきたい。ファンっぽいことを言ったり、ぶったぎることもあると思う。日本代表のサポーターとして、ちゃんと日本代表をサポートしていきたい」。強気ながらも日本代表への愛をにじませた。