J2金沢が大金星を飾った。敵地のC大阪に2-0で勝利し、リーグ4連勝を飾った。

 徹底した守備からチャンスを待った。前半38分、ペナルティーエリア付近でFW佐藤和弘(24)のスーパーミドル弾で先制。これで流れをつかんだ。

 後半に入っても、堅守は変わらず相手の攻撃をはね返し続けた。すると同32分、右サイドを駆け上がったMF清原翔平(27)がC大阪のDF丸橋に倒されてPKを獲得した。これをきっちり決め、今季6得点目。J2得点ランク首位に躍り出た。

 清原は「勝利は、自分たちの自信になる。得点ランキングトップで信じられないくらいビックリしている」と、興奮した様子。森下監督は「選手たちは、素晴らしいゲームをやってくれた。J2でどこまでやれるか。まだまだ未知数なところがあるので、しっかりやっていきたいと思う」と、余韻に浸ることはなかった。