横浜FW富樫敬真(22)が初先発の失敗を糧に成長する。17日、横浜市内の練習で主力組のワントップでプレーし、19日鳥栖戦でも先発が濃厚になった。

 12日の新潟戦でプロ入り後初先発し、前半25分には左足で今季初得点を決めた。だが、活躍の裏で失敗もあった。「緊張やスパイク選びで間違った」と、前半で足がつった。ハーフタイムで入念にケアを施したが、後半早々に交代を命じられた。

 「スタート(試合前のアップ)の限られたメニューに(自分なりに)プラスアルファしてうまく調整していきたい」と、同じ失敗を繰り返さないことを誓った。