アウェーの千葉が2点を先行した。

 前半14分、札幌MF稲本潤一(36)が相手選手との接触で右膝を負傷し途中退場。11対10人となっていた同16分、札幌MF堀米悠斗(21)のクリアのこぼれ球を、千葉MF町田也真人(26)が右足で流し込み、先制した。

 その後、稲本は17分にMF上里一将(30)に交代。千葉は、その3分後の20分、DF阿部翔平(32)のミドルシュートで追加点を挙げた。

 札幌は同38分、MFマセード(29)の右クロスをFW内村圭宏(31)が左サイドで受け、GKをかわして右足でシュートを決めた。内村の自己記録タイとなる4試合連続ゴールで1-2となり、前半を折り返した。

 後半25分、札幌四方田修平監督(43)は内村に代え、FWヘイス(26)を投入。すると、同27分、FW都倉賢(29)の左クロスをヘイスが左足で押し込み同点に追いついた。

 札幌は連勝が6で止まるも、好調内村の4戦連発と、助っ人ヘイスのJリーグ初得点で2点差を追い付き、貴重な勝ち点1を獲得。9戦負けなしで首位をキープした。千葉は6戦負けなしとなった。