横浜が敵地で収穫のドローだ。

 MF中村を左膝の負傷、MF斎藤を日本代表で欠く中、前半29分にはDF栗原勇蔵(33)が左膝の負傷で交代するアクシデントに見舞われた。モンバエルツ監督(61)はDFパク・ジョンス(22)を投入し「守備は意思統一をしっかりすること」と指示。無失点の結果に指揮官は「非常にいいゲーム。後半はゲームをコントロールできた。守備がよく機能して、0点に抑えることができた」と充実感を漂わせた。

 試合後には栗原について「まだドクターから詳しい報告は受けていないけれど、感覚としては軽くはないケガだと思う」と状態を不安視。一方、自力で歩行した栗原は「明日(6日)病院に行ってチェックします。(決勝進出の)条件は分かりやすくなった。ホームで勝つ。次につながる」と次戦を見据えた。