セレッソ大阪FW柿谷曜一朗(27)が17日、開幕前最後の実戦に向けてノルマを挙げた。

 チームは18日に韓国Kリーグ仁川と練習試合を行う(一般非公開)。柿谷にとってジュビロ磐田との開幕戦(25日、ホーム)前のラスト調整となり「公式戦やと思ってやれれば。自分たちから激しくやる」と目標を掲げた。

 ここまで実戦は4試合積んでいる。タイ1次合宿では現地のバンコク・グラス、宮崎2次合宿では大学選抜、J2横浜FCとJ2福岡。主力組は大学選抜に1-0で勝っただけで、残り3試合はドローに終わっている。そのため、この日は練習前にみっちりとミーティング。柿谷は「まだ開幕していないし、映像を見ながらゆっくりと話すのは大事やと思う。選手と監督の意見が違ったりもする。話し合えたのは良かったと思う」と充実した表情だった。

 尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(44)は「今日は守備の部分を強調した。守備の方が不安になっている。(練習試合は)勝ってリーグ戦に臨みたい」と勝利を求めた。