J1横浜F・マリノスは22日、横浜市内でリーグ戦の次節ヴィッセル神戸戦(25日)に向けて練習を行った。

 3-1で快勝した、21日の天皇杯2回戦FC大阪戦に先発したメンバーは1時間弱の軽めのメニューをこなし、それ以外のメンバーは約1時間30分、実戦形式のメニューを中心に行った。

 FC大阪戦で先発して先制点を決めたFW富樫敬真(23)は「いい疲労感」と、中3日で迎える神戸戦も、コンディションに問題ないことを強調した。富樫は18日のリーグ戦FC東京戦でも、途中出場でMF天野の決勝点をアシスト。「好調かどうかは分からないけど、得点もアシストも周りの選手とイメージを共有できた結果。前までのように『自分が何とかしてやろう』というより、ケガをしてから、いい意味で自分でやろうとしすぎず、仲間に頼ることができている。それが自分に足りなかったところだった」と、現在のプレーを自己分析した。

 今季初のリーグ戦4連勝がかかる神戸戦に向けては「ここからが本番と思って戦いたい。4連勝、5連勝としていけば、上の争いに加わっていける。次はホームでできるし“勝ち癖”をつけられるようにしたい」と力を込めた。