J1鹿島アントラーズが23日、茨城・鹿嶋市内で約1時間半の練習を行った。先月31日に就任した大岩剛監督の45歳の誕生日だったが、練習後には選手らがアイスバスに落として祝福するなど、26日の新潟戦(カシマ)に向けても、良い雰囲気は継続中だ。

 報道陣からは革製のノートカバーを贈られた大岩監督は「監督として初めての誕生日で、祝福していただいてうれしい。今は長いスパンで考えられていない。次の目の前の1試合1試合。それが結果的に良いシーズンになることが理想。選手の喜ぶ顔が見たいし、そのために一生懸命やっている。そういう1年にしたい」と新たな決意も語った。アイスバスに突き落とす際に少し躊躇したMF三竿健斗(20)に対しても「やるならちゃんとやれ」と厳しく“指導”した。

 11年から新コーチと新入団選手として指導を受けて続けてきたDF昌子源(24)も「次の新潟戦が一番バースデーに近い試合なので、勝って祝いたいと思います」と誓った。