J1横浜F・マリノスは29日、横浜市内で約1時間30分、練習を行った。オーストラリア代表としてコンフェデレーションズ杯に出場していたDFミロシュ・デゲネク(23)が、この日からチームに合流。午前6時30分着の飛行機で再来日し、同10時には練習を行うという過酷な日程だったが「飛行機の中で寝てきたから問題ない」と、ランニングなど別メニューをこなした。

 18年W杯ロシア大会のアジア最終予選で同組の日本とオーストラリアは、8月31日に対戦を予定している。ホームの日本は、勝てば6大会連続W杯出場が決まる大一番。オーストラリア代表で主力を務めるデゲネクは「日本は本当に強い。頭の良い選手が多いし、技術的にも足元がうまくて、速さがあるのも特徴」と警戒していた。それでも「もちろんサッカー選手である以上、負けると思って試合に臨むことはない」と、オーストラリアにとっても、大事な試合であることを強調していた。