柏レイソルへの加入が決まった元韓国代表MFキム・ボギョン(27)が30日、千葉・柏市内で会見した。背番号は15番に決まり、早速この日から練習に加わった。

 現在、柏レイソルはJ1首位だけに、練習前に行われた会見では「1位でいられるチームの能力の高い選手たちと、早くボールを蹴ってみたい」と、合流を心待ちにしていた様子だった。

 キムは10年に当時J2の大分トリニータでプロデビューを果たした。デビュー戦となった、日立柏スタジアムでの開幕戦で、柏レイソルを相手に1ゴールを決めている。「当時から良いチームという印象があったし、スタジアムも熱狂的だった。ゴールを決めたこともあるので、スタジアムには良いイメージを持っている」と話した。その後もセレッソ大阪、松本山雅FCと当時J1に所属していたチームでプレーした。特にセレッソ大阪では2シーズンで計15得点をマークするなど、得点力も買われての加入だけに「ゴールに絡むプレーで貢献したい」と、力強く話した。