サンフレッチェ広島は4日、森保一監督(48)が3日付で退任したと発表した。今後は暫定的に横内昭展ヘッドコーチ(49)が指揮を執る。1日の浦和戦で今季2度目の4連敗を喫し、クラブ側に辞意を伝えたという。慰留に失敗した織田秀和社長は「まさにチームのレジェンドともいえる監督の辞任を了承することは苦渋の決断であり、非常に残念」と話した。

 今季はリーグ前半戦で2勝4分け11敗、降格圏の17位と低迷。特にホームで4分け5敗と勝てず苦境に陥った。昨季終了後に18年までの契約延長で合意していたが、森保監督はクラブを通じ「プロは結果がすべての世界。皆さまに喜んでいただけるような結果を残すことができず、申し訳ありません」とコメントした。